ブランクのある看護師のための看護技術とケアの復習【復職セミナー前に】

経鼻胃管カテーテルやバッグの交換のタイミング

経鼻胃管カテーテルやバッグの交換についてですが、
一般的にPEGの場合のバンバー型は4〜6ヵ月ごとに交換、
バルン型は1〜2ヶ月ごとに交換すると良いとされています。
経鼻栄養用のバッグは、
閉鎖式のものか開放式のものかなど、種類によって交換時期は異なります。

 

CDCガイドラインや静脈経腸栄養ガイドラインなどを見ても、
経鼻胃管カテーテルの交換時期については明らかになっていません。

 

施設によって2週間おきに交換するところもありますし、
一般的な交換時期といわれるPEGの場合のバンパー型(4〜6ヶ月)、バルン型(1〜2ヶ月)としているところもあります。

 

色々なガイドラインの推奨ルールなどもありますが、
栄養チューブやボトルの交換は、施設ごとに製品情報やガイドラインを参照しながら、
院内のルールに基づいて対応することが良いとされます。

患者さんの病状やカテーテルの閉塞状況をみて交換

経鼻胃管カテーテルは製品によって注意事項が記載されています。
文献によると、1週間から10日ほどでカテーテルが変性したり硬化する例があると記載されています。
ですが、明確な持続使用期限の記載はありません。
急性期などでは、患者さんの病状やカテーテルの閉塞状況をみて
カテーテルの交換をする施設が多いようです。

カテーテルをフラッシュする

PEGなどの長期型を考慮する時期は経腸栄養開始後4週間とされていますが、
1週間ごと、1ヵ月後と、或いは内腔の汚染が見られるようになってきたときに交換するなど、
施設のルールによって様々な交換の時期となっています。

 

カテーテル内腔似栄養剤が残ると微生物が繁殖しやすくなります。
また、閉塞する危険性もあるので、学会のガイドラインのいくつかは、
カテーテル内腔を白湯でフラッシュする必要があるとしています。

 

例えば、ASPENガイドラインでは、成人の持続経腸栄養では4時間ごと、
間欠的経腸栄養では前後で30mlの水でフラッシュすることを推奨しています。

経管栄養用バッグの閉鎖式の場合

経管栄養用バッグの閉鎖式セットの場合では、24〜48時間投与が可能とされています。
ですが、ASPENガイドラインでは少なくても24時間ごとに交換、
JSPENガイドラインでは6〜8時間ごとに交換すべきとしています。

 

また、経腸栄養ボトル製品の添付文書の記載事項を確認し、
交換時期を検討する必要もあります。

経管栄養用バッグの開放式の場合

経管栄養用バッグの開放式セットの場合は、投与する栄養剤の種類によって交換時期が異なります。

 

例えば粉末タイプを液状にした場合は6時間ごとの交換が必要ですし、
液状タイプであれば8時間ごとにボトルを交換することが推奨されています。