ブランクのある看護師のための看護技術とケアの復習【復職セミナー前に】

膀胱洗浄の行い方

膀胱洗浄は、カテーテルが詰まっている時や膀胱内腔沈殿物の除去、
新膀胱時の腸粘膜除去のためなどに行う処置です。
ですが、膀胱洗浄は、感染のリスクを高めるため、治療上必要な場合以外は行いません。
以前は、膀胱洗浄を行うことによって尿路感染が予防できると考えられていました。
ですが近年は、間欠的洗浄は、カテーテルとチューブの接続を外すことになるので感染のリスクを高めるといわれ、
尿路感染症の予防には効果が無いと言われています。
また、カテーテルの長期留置の場合も感染予防の効果は明らかにされていません。

 

ですから通常、膀胱洗浄は治療上必要な場合は行ってはいけないことになっており、
必要時はなるべく持続的洗浄を検討します。

膀胱洗浄が必要な場合

  1. 血塊などによってカテーテルが閉塞している場合、尿路感染や膀胱ガンで血液によってカテーテルが詰まっている場合に、尿路が閉塞するので膀胱洗浄を必要とします。
  2. 代用膀胱造設時に腸液などの浮遊物が詰まってしまった場合に尿路が閉塞するので膀胱洗浄を必要とします。

ケアの方法

  1. 血塊でカテーテルが詰まってしまった場合は、3wayカテーテルを使用して持続的洗浄を行います。

    抗菌薬や消毒薬を使用した洗浄は効果が実証できていません。
    膀胱内で多量に出血した場合は、生理食塩液を持続的に流して洗い流すことが必要です。

  2. 手術後の代用膀胱など、腸液の浮遊物などによって閉塞していると考えられる場合は、無菌操作で膀胱洗浄を行います。

    排尿口を消毒して指示された生理食塩水量で行います。