ブランクのある看護師のための看護技術とケアの復習【復職セミナー前に】

手袋を外した後も手洗いが必要

手袋を外した後にも手洗いが必要です。

 

手袋を外した後にも手指衛生が必要なのは、
「手袋を外す時に手袋表面の汚染が付着する」、
「手袋にはもともとピンホールがある頻度で発生しているため、
手指が汚染している可能性がある」ということがあるからです。

手袋使用後の汚染

手袋を使用した後の医療者の手指がVRE(バイコマイシン耐性陽球菌)に汚染されるリスクについての調査をみると、
患者さんの体液や下痢のある患者さんへの接触がないと回答した医療者のうちの
半数以上が手袋を外した後の手にVREが付着していたことがわかります。

 

つまり、手袋にVREが付着していて、
手袋を外した後には手袋上の汚染が手に伝播していることが明確です。

 

ディスポーザブル手袋は、医療従事者の曝露予防と交差感染の予防に不可欠なものですが、
使用後も着用したままで他の業務を行う、環境に触れる、外した後の手指衛生が不十分である場合には、
微生物の伝播が容易になり得ます。

手袋のピンホール

手袋のピンホールや破損などの品質管理に関しては、
合格品質水準(AQL)に基づいて行われていますが、
実際には、不良品が0%の確率はたったの8%しかありません。

 

つまり、大丈夫だと思っていてもピンホールが開いている手袋があるということです。

 

手袋の持つ特性を十分に理解すると、
手袋着用後に外した後の手指衛生は必須であることが分ります。

 

 

看護師をはじめとする医療者の手指衛生については、
習慣づけをして徹底していくことが大切です。